沖縄県護国神社

「明治以後、国のために散華された英霊18万柱を祀る」

那覇空港と那覇市街の中心、スポーツ施設が集まる奥武山公園（おうのやまこうえん）の一角にあり、国道沿いに大きな鳥居が建っている。境内前には杉ならぬ椰子の木が立ち、胸を張った狛犬が参拝者を迎える。この神社では、沖縄出身の軍人軍属だけではなく、沖縄の地で果てた本土の日本兵や沖縄の一般住民の御霊も祀られている。1945（昭和20）年に戦禍に遭い、現在の社殿は1965（昭和40）年に再建したもの。正月には祭典・祈願が多数行われ、いっそうにぎわいを見せる。