近江神宮

「大津に都を築いた天智天皇を祀る。時計博物館を併設」

1300年前の都、近江大津京跡に鎮座する。豊かな森に包まれた広い境内には、近江造りの本殿、祝詞殿、中門、内拝殿などが建ち並んでいる。天智天皇が日本で初めて水時計を作ったことにちなみ、2000点もの時計を収蔵・展示する「近江神宮時計博物館」が併設されている。毎年1月初旬の土・日曜に開催される「近江神宮かるた祭」には、老若男女約300人が全国から参加し、かるた取り日本一の座を競いあう。袿袴（うちきはかま）や狩衣（かりぎぬ）などの時代衣装に身を包み、「かるた開きの儀」も華やかに行われる。