岩木山神社

「「おいわきやま」の名で民謡や演歌にも唄われる霊山を祀る」

標高1625mの岩木山は津軽を代表する独立峰で、裾野を広げた秀麗な姿から津軽富士と称えられてる。山頂に奥宮、麓に里宮があり、山全体が神域で山岳信仰の対象となっている。創建は780（宝亀11）年で、代々の津軽藩主が丹波などから職人を呼び寄せて造営した。参道の奥で目を引くのは岩木山。長い参道を進めば自然と山にお参りする格好になる。夏には白装束姿の信者が御幣を担いで奥宮へ登り、山頂でご来光を拝む神事も受け継がれている。毎年拝殿前に据え付けられる神社手作りの特大の絵馬も見もの。